2024年10月作成 ENB46O001A
若年性特発性関節炎とは
16歳未満で発症し、少なくとも6週間以上持続する原因不明の慢性の関節炎のことです。
"若年"とは「若い」ということですが、ここでは「小児」という意味で使っています。"特発性"とは「原因不明」を意味する医学用語です。
これまでは国によって、「若年性慢性関節炎:JCA」や「若年性関節リウマチ:JRA」など呼び名が異なっていましたが、現在では「若年性特発性関節炎:JIA」と世界的に統一されています。
- JCA: Juvenile Chronic Arthritis / JRA:Juvenile Rheumatoid Arthritis
- JIA: Juvenile Idiopathic Arthritis
若年性特発性関節炎の主なタイプ
病態(病気の様子)から、若年性特発性関節炎はこれらの7つに分類されます。
- 1. 全身型
- 2. 少関節炎(持続型、進展型)
- 3. リウマトイド因子陰性多関節炎
- 4. リウマトイド因子陽性多関節炎
- 5. 乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)
- 6. 付着部炎関連関節炎
- 7. 未分類関節炎
- 小児慢性情報センターホームページ:若年性特発性関節炎
https://www.shouman.jp/disease/details/06_01_001/ 2024/8/23参照